映画 「2012」 レビュー

11月21日に公開された映画、
「2012」を友人と一緒に見てきました。
mixiでも話題となっていた映画ですが、果たしてどういった箇所が
見どころとなっているのでしょうか。

さっそく2012のレビューと総評・感想を述べていきたいと思います。



続きは以下から。




この映画はマヤ文明が残したとされる暦が
「2012年12月21日」で終わっている等の、
いわゆる”終末説”を題材として取り扱った映画。
CMなどでも街が破壊され、巨大な津波が押し寄せてくるといった
スペクタクルな映像が頻繁に登場していた。

例によって自分もこの映像美に感化され、公開当日に見に行ったわけである。
さて、その気になる映画の感想をいくつかのキーワードに分類し述べていこう。



=良かった点=
迫り来る火山、崩壊する建物!その全てが圧巻
息をつかせぬ程に、次から次へと迫りくる映像。
詳細はネタバレになるので伏せるが、その映像の圧巻さと言ったら
言葉で言い表すには難しい程に激しいものであった。
映像に関しては★★★★★を進呈。



”テーマ”にだけこだわった作り、無駄な前座一切無し
よく洋画にあるが(邦画も?)、必要以上の描写やテーマから離れすぎた会話が冒頭にあり
「いつ話が盛り上がるんだよ、早く物語進んでくれよ」と感じた視聴者も多いはず。
物語冒頭で無関係な描写が長々と続いてしまうと、人間は自然と眠くなったり
作品そのものに飽きや第一印象が薄れる傾向にあるように思う。
しかしこの作品は、冒頭から核心に触れる事により
一気に物語に引きずり込むという荒業を見事にやってのけた。
この作品を見に来てくれる視聴者の心理を汲んだとても良い手法だと思った。
ただし、言葉に少々専門的用語が含まれる描写が見受けられたため
人によって理解度が上下してしまうように思えた。
ここは時間との兼ね合いもあるが、それも含めテーマ構成に★★★★☆を進呈。



=悪かった点=
話の随所に見られる”矛盾”
この作品を視聴している途中、「おや?」と思われる箇所が多く見受けられた。
こちらについても深く掘り下げるとネタバレになってしまうため伏せるが
字幕を読み理解した限りでは、数箇所の矛盾点が存在していたように思う。
(あくまでも1度の視聴による所感のため、間違っている可能性もあり)
これには一緒に鑑賞した友人も気づいており、矛盾点に対しての回答も
映画からは掲示されていなかった。非常に残念である。
よって物語構成に★☆☆☆☆を進呈。



印象に残りにくい登場人物
主人公サイドには自分、妻、子供2人がおり
後半にいくに従い数名が加わり進行していく形。
物語を大枠に区切っていけば、1人に大体1場面くらいは活躍の場があった。
しかし、人物の1人1人に対しての印象を強める描写が無かったように思う。
言うなれば場面盛り上げのための布石なく使い捨てられるようなイメージ。
流れで仲間に加わる→お役目ご苦労→使い終わったので舞台から退場
 (;^ω^)<これはひどい
よって、キャラクターに★★☆☆☆を進呈。



二番煎じの演出。ここは90年代か
映画などでよく使われる手法のひとつにこんなものがある。

 慌てるキャラ「ひ、ひいぃ!!逃げろぉ!!」
 主人公「だめだ、そっちは!そっちに行くなー!」
 慌てるキャラ「うわぁぁ!!ぎゃあーーー」
  =ここで罠orモンスター等のなにがしに食われる=

このような、いわゆる”死亡フラグ”的描写は
90年代を筆頭に増加の一途をたどっている。
もちろん描写自体に難があるわけではない。
問題なのは、もう散々使いまわされたため
先が読めてしまう」事なのだ。
お約束の展開を入れて、話に小休止をはさむ事は良いのだが
この映画では真面目にそれを取り入れてしまってるが故に
かえって寒くなっているような印象を受けた。
え、、エメリッヒ監督…これでいいんですか!
もうずっと使いまわされた死亡フラグですよこれ!w
よって演出効果に★★☆☆☆を進呈。




総合判定:★★★☆☆ 70点
【B級:金曜ロードショーで人気レベル】



名作・神作品となるには、いささかパワー不足が否めない作品であった。
しかしながら、その迫力の映像は他を牽引して余りあるスゴさがある。
金銭に余裕のある方は、是非映画館に足を運ばれてみてはいかがだろうか。


  by chronos_music | 2009-11-23 02:26 | レビュー

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